第62回 日本自律神経学会総会
基礎と臨床の融合をめざして
会期2009年11月5日(木)・6日(金)
会長仙波恵美子
第62回日本自律神経学会総会を終えて
会長 仙波恵美子
(和歌山県立医科大学医学部第二解剖学)


このたび、第62回日本自律神経学会総会を、平成21年11月5日(木曜日)、6日(金曜日)の2日間、和歌山市にて開催させていただきました。本総会を開催するにあたり、皆様方には一方ならぬご指導とご支援を賜り心より感謝申し上げます。おかげ様で多くの参加者(約300名)を和歌山にお迎えし、盛会裡に滞りなく終了することができました。
今回の総会では、『基礎と臨床の融合をめざして』というテーマを掲げ、「自律神経の中枢メカニズム」「神経変性疾患」などを中心に、講演やシンポジウムを企画させていただきました。演者および座長の先生方のご協力のおかげで、バラエティに富んだ素晴らしいプログラムになりました。基礎医学と臨床医学の専門家が集う本学会の特徴が遺憾なく発揮されたのではないかと存じます。
また今回は、学会員以外の先生方にも講演やシンポジストをお願いし、これを機会に多くの方が本学会に入会して下さいました。今後の学会の発展に大きく貢献していただけるものと期待しております。
運営面でもいくつか新しいことを取り入れました。例えば、第一演者のみ学会員であれば演題を出せるようにしたこと、学生や大学院生が参加しやすいように参加費を半額としたこと、懇親会費をいただくようにしたこと、などです。伝統ある学会も、時代に合わせて脱皮していく必要があるかと思います。景気低迷のこの時期、財政的な困難が危惧されましたが、副会長の近藤智善先生のおかげで収支の面でも何とか赤字を出さずに済みました。
総会に至るまでの行程は、登山に似ていると思います。苦しい思いをしながら一歩一歩登って行って、ある日頂上に立ったとき思わぬ視界が開け、今まで見えなかったものが見えるようになる。ほんとうに多くの皆様の力に支えられてここまで来れたということをひしひしと感じました。なお、学会の開催は私や教室員には初めての経験で、不行き届きの点が多々あったことと存じますが、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。
伝統ある本学会が、わが国における自律神経研究の中心として益々発展していくことを心より願っております。




